自社と競合を見る

経営

皆様こんにちは。カンボジアオフィスの公認会計士の熊谷です。今回は、事業計画を作成する4つのステップのうちの一つ目、「事業の意義を明確にする」という点を考察したいと思います。今回はその分野のうち、自社と競合を見るという点を考えていきたいと思います。

 

前回までの話の中で、市場を分析するという点を考えてきました。では、その市場の中でどのようにしたら自社は勝つことができるでしょうか。前にお伝えしました3C分析という手法は自社が勝つための戦略を決めるために有用な手段といえます。

このようにして、市場を分析したのであれば、その中で、自社が勝つためのKFSとは何かを考えていく必要があります。KFSとは「Key Factor for Success」の略で、その市場を攻略するにあたって、一番のキモとなり続けるポイントを指します。このKFSを特定する作業が重要になります。

例えば、SNSのKFSは、「ユーザー数がどれくらい多いか」だと言われています。また、

ガソリンスタンドのKFSは、「いかに仕入れを安定的に安くできるか?」だと言われています。このように業界ごとにKFSは異なりますので、自社が属している会社がどの業界なのかを定義して、KFSを適切に設定することにより、自社が目指すべき目標を精緻することが大事になってきます。 

 

 

今週は以上です。

上記の点でご質問ございましたらkumagai.keisuke@tokyoconsultinggroup.com

までお気軽にご連絡ください。   

 

 

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