従業員給付~短期従業員給付について~有給休暇例題

会計

皆様、こんにちは、カンボジア駐在員の公認会計士の熊谷です。今週は有給休暇に関して例題を用いてご説明いたします。

 

例題36 株式会社日光開発は従業員200名を抱える会社であり、年10日を有給休暇として従業員に提供している。有給休暇は1年を繰り越して使用することができる累積型有給休暇である。2016年12月31日時点で従業員のうち50名は8日有給休暇を残しており、残りの従業員は3日有給休暇を残している、有給休暇を前年度分から使用していくものと仮定する、2017年度の予想有給消化状況は、先の50名に関しては一人当たり5日の使用が見込まれる。また残りの従業員に関しては一人当たり8日の使用が見込まれる。2016年度期末において、何日分の有給休暇を負債として計上すべきか。

 

回答

50名に関しては5日ずつ使用が見込まれるため、50×5=250日の消化が予想される。

残りの従業員に関しては、8日ずつ使用が見込まれるが、残有給日数は3日であるため、

期末の負債計上に関しては3日分の計上のみである。残りの5日間は、翌期取得有給休暇より消化すると仮定されるからであり。したがって、150×3=450日

足し合わせると、250日+450日=700日である。

 

 

 

今週は以上です。

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