ベトナムの賃金上昇率について。

労務

みなさんこんにちは。

東京コンサルティングファーム、ハノイ駐在員の黒木です。

 

今回は、ベトナム(ハノイ・ホーチミン)の賃金上昇率についてお伝えしていきます。

 

ハノイ市、ホーチミン市、ハイフォン市で構成される第一地区でのここ5年間の賃金上昇率は、2014年が14.9%、2015年が14.8%、2016年が12.9%、2017年が7.1%。2018年の賃金上昇率は6.1%となりました。<各種報道>ちなみに、インフレ率は、2014年が4.1%、2015年が0.6%、2016年が2.7%、2017年が4.4%となっていて、2018年(目標値)は4%未満となっています。<IMF-World Economic Outlook Databases>

 

2017年2018年で少し落ち着いたとはいえ、賃金上昇率がインフレ率をはるかに上回っていることがわかります。

ベトナムはジョブホッピングが盛んな国でもあるので、人材の定着率を高めるためには、給与を上げていくことと、給与プラスアルファでの工夫も大切になっていきます。

 

 

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