
こんにちは。バンコク駐在員の柳澤です。
今週はタイの人材採用についてお話致します。
日系企業様からよく、英語の話せる経理のタイ人スタッフを採用したいが、なかなか見つからないというご相談を受けます。
タイでは失業率が10%を下回ることもあり、待遇や金銭面が相当良い条件でないと、なかなか現地就業者を魅了できないのが現実です。
また年々、最低賃金も上がってきています。
2013年1月1日からは、最低賃金を全国一律1日300バーツに引き上げています。
タイで英語人材を探すのも一苦労ですが、これに日本語も可能という条件をつけると、さらにスタッフを探すのが困難になります。
またタイでは都市部集中型傾向が高く、若者の多くはバンコクでの就労を望みます。
そのため、地方ではよほどの好条件を示さない限り、就労者が見つからないのが現状です。
とはいえ、日本企業も海外へ出ざるえなくなっており、タイへの進出もいまだ増えているため、これからはカンボジア人やミャンマー人をスタッフとして採用していくことも考えていく必要があるのかもしれません。
以上