タイの人材採用2

こんにちは。バンコク駐在員の柳澤です。
前回に引き続き、今週もタイの人材採用についてお話致します。

タイでの人材探しには、主に以下の3つの方法が考えられます。
①新聞広告
②人からの紹介
③人材紹介会社の活用

以下、一つずつ見ていきたいと思います。

①新聞公告
こちらは最も一般的な方法です。特に募集企業に知名度がある場合にはかなり有効です。ただし知名度のない会社の場合ですと、全く応募がなかったり、応募があっても企業が希望する人材が皆無ということもあります。
また、人材募集広告を頻繁に、もしくは長期間出し過ぎると、いつまでも人が来ない、何か問題がある企業と思われ逆効果の場合もあるようです。

②人からの紹介
タイでは会社の従業員など、人からの紹介による採用もよく行なわれています。
信用のある人からの紹介の場合、ある程度身元のしっかりとした従業員を長期雇用できる可能性が高いためです。
ただし、タイ人はライバル心が強いところもあり、自分と同じ職場に自分より優秀な人を連れてきたがらない傾向があることは、知っておいた方が良さそうです。また紹介した従業員が辞める際に一緒に他社に転職してしまう、紹介者の転職後にしばらくして引き抜かれてしまうといった問題も出てくる可能性もあるようです。

③人材紹介会社の活用
多くの日系企業様は、人材紹介会社もよく活用されています。
採用する人材の初任給2か月分程度の手数料がかかるものの、英語人材や日本語人材等、限られた資源の中で自社で探す労力を削減するために、活用される会社様が多いようです。
バンコクには、日本でも有名な大手業者も含め、日系企業を対象とする人材紹介業者が数多くあり、大手では2~3万人、中小でも4~5千人の登録者を抱えていると言われています。ただ、なかには顧客の要求よりも、自社の利益を優先して考える会社もあるようなので注意が必要です。
登録者も、複数の紹介会社に同時に登録している場合が多いので、採用する際には企業側の要求に合うよう、誠心誠意努力してくれる会社を利用したいものです。

以上

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2019-10-23

東京コンサルティンググループ

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