最低賃金の引き上げについて

タイ中央賃金委員会は10月19日の会合にて、現在の1日300バーツの最低賃金を、5-10バーツ引き上げることを決定しました。今後閣議承認を経て2017年1月1日から実施される予定です。

引き上げ額については、物価水準や企業の賃金支払い状況など、経済状況をみて各県によって異なることに留意が必要です。

 

バンコク、ノンタブリ、サムットプラカンなど首都圏の1都6県については10バーツの引き上げ、プラジンブリ、ソンクラー、チェンマイ、アユタヤなど13県は8バーツの引き上げ、その他の県は5バーツの引き上げとなります。

なお、シンブリ、チュムポン、ナコンシータマラート、トラン、ラノン、ナラティワート、パタニー、ヤラーの8県の最低賃金引上げは据え置きとなります。

 

今までは全国一律で1日300バーツとなっていましたが、各県の経済状況が大きく異なることから再度見直されました。今後暫くは各県の状況によって最低賃金が設定されることになりそうですね。

 

以上

東京コンサルティングファーム

加藤 豪

 

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2019-10-23

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