タイの2020年最低賃金の引上げについて

お世話になっております。

TCFタイの高橋です。

 

今週のブログは、“2020年最低賃金の引上げ”に関して、記載していきたいと思います。

タイ労働省より、2020年1月1日からタイ全土において、約5~6THB程の最低賃金の値上げが行われることが明らかとなりました。

 

最も賃金が高くなると想定されているのが、チョンブリーとプーケット(336バーツ)で、続き、ラヨーン(335バーツ)やバンコク(331バーツ)となっています。

 

特にチョンブリーやラヨーンでは日系製造業の企業も多く、多くのブルーカラーのスタッフを多く雇っていることから、今回の賃金上昇が大きく今後の施策に影響してくる可能性があると考えられます。

 

昨年に続き、最低賃金の上昇が相次いでいることから、今後タイで考えられる対応としては、“生産性の向上”また“タイプラスワン”の動きがさらに活発化してくると考えられます。

 

その中でもタイプラスワンは、タイにはASEANの統括拠点のみを置き、人件費を抑えるために、製造拠点などをタイ近隣諸国に移動する動きが活発化してきています。

このタイプラスワンの動きは、今後、日本企業が急速に拡大する新興国・途上国市場を開拓・確保するために有用であり、その効果を十分に発揮させるためには、タイの拠点の生産性をいかに引き上げるかも合わせて課題となってきています。

 

弊社では、タイ含め近隣諸国にも法人をもっており、どの国でも同様のサービス提供が可能な体制を取らせていただいております。

 

タイプラスワンセミナーも定期的に行っておりますので、

ご参加頂ければ幸いです。

 

株式会社東京コンサルティングファーム タイ拠点

髙橋周平

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

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2019-10-23

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