
今回はリース取引についてです。
リース取引にはファイナンスリースとオペレーティングリースがありますが、それぞれ会計上処理が異なってきます。
ファイナンスリースの場合、所有権が移転しますので、借り手側の企業がリースにかかる資産及び負債を計上する必要があります。この場合、減価償却費という形で費用を計上していくことになります。
逆にオペレーティングリースの場合、実際は所有権が移転しませんので、借り手側の企業は支払手数料をリースの契約期間において、定額法によって費用として計上することになります。
タイではコピー機等でリース取引が一般的ですが、所有権の移転有無や、費用の計上方法の違いに留意が必要となります。
以上
東京コンサルティングファーム
加藤 豪
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