ラオス人的資源に関して

お世話になっております。
TCFタイ兼ラオスの高橋です。

今週は、ラオスの人的資源に関して記載していきたいと思います。

ラオスは後発発展途上国(LDC)に分類される国であり、国民の平均的な年収レベルから報酬レベルを逆算すると、タイの三分の一から五分の一であるとか、それより低いレベルがデータに上ることもあります。しかし、現実にこの報酬レベルで相応の人材を雇えるかというと、人口の少ないラオスではそう簡単にいかない面もあるようです。
国民の大半が自給自足的な農業を営む一方、工業、サービス業従事者の人口割合が低いため、ただでさえ労働人口が少ない上、技術を備えた人材は数少なく、賃金は高止まりしがちです。また今後、外国投資が活発化すれば、さらに優秀な人材の獲得競争が激化すると見込まれています。

【アジア各国の賃金水準(2015年, 月額基本給, 単位:USドル)】

出所:JETROよりTCF作成

ラオスも近隣諸国に似て、子供の比率が多い、平均年齢の若い国です。ただ集約的産業の不在と教育の遅れから、識字率は低く、都市部でも農村部でもどのように教育を高めていくかが課題です。ただ国民性はまじめで勤勉であり、かつ親切な人柄ということでも知られ、即戦力でなくても研修などを通して成長を望める人材に育てていけることは、進出の検討に際して考慮に入れて良い事柄でしょう。

【人口ピラミッド(2017年)】(単位:thousand USD)

出所:Lao Statistics Bureau よりTCF作成

以上、弊社ではラオスビジネスにおいて進出サポートから設立後業務まで一貫してサポート可能でございます。
何かご質問等ありましたら、ご連絡頂ければと存じます。

 

株式会社東京コンサルティングファーム タイ拠点

髙橋周平

【WIKI-INVESTMENTのご紹介】

待望のデータベース化を実現!!『WIKI-INVESTMENT』オープン

 

これまで多くの企業様にご愛読いただいた弊社『海外投資の赤本』シリーズ計14冊24カ国(合計金額101,706円相当)の内容が、さらにマレーシア・アフリカ諸国のコンテンツも加わり、データベースに生まれ変わりました。

 

本データベース『WIKI-INVESTMENT』のオープンを記念しまして、今なら各国の2章分(第1章と第2章)を登録不要でお試しいただけます(もちろん無料です)。さらに、すべての内容を一度見たいという声に応えまして、無料会員登録をしていただきますと、24時間で掲載30か国のすべての情報を閲覧することが可能です。

 

無料登録は、下記のURLよりたった1分で可能です。

http://wiki-investment.com/

(なお、閲覧する際は、PCでの利用をお願いします。)

 

コンテンツに関することは、メールで無料問い合わせが可能です!!!

(個別、具体的案件に関する質問は、別途、有料サービスも用意しております。)

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

関連記事

タイ定年退職について(Q&A)

役務提供の際の源泉徴収税について

運営会社HPはこちら

2019-10-23

東京コンサルティンググループ

カテゴリー

↓チャンネル登録↓

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

456人の購読者に加わりましょう
ページ上部へ戻る