
サワディーカップ!タイ駐在員の関口です。
前回は、日系企業のタイ進出の背景を見てみましたが、今回は、日本貿易振興機構(ジェトロ)が「中小企業海外展開現地支援プラットホーム」を7月2日に立ち上げたことについて、取り上げたいと思います。
弊社にも中小企業のお客様よりタイ進出について問い合わせを多く受けて下りますが、こうした企業がタイに進出する際のよりどころとされるのが、すでに進出している日系企業やジェトロ、金融機関、そして弊社などのコンサルティング会社です。
そして、今回の中小企業海外展開現地支援プラットホームは、より中小企業の海外進出という点に焦点を当てており、海外への進出を後押しする組織になることが期待されています。
このような組織は、ベトナム(ホーチミン・ハノイ)でも発足しており、法律事務所や弁護士事務所などと協力して、ワンストップで海外進出の相談に乗られるとのことだ。
7月1日からは、タイ人およびマレーシア人の観光目的でのビザ免除が開始されており、ますます日本とアジア諸国の交流が深まって行くことは、タイ駐在員としても嬉しい限りである。
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