タイの会計業務とは?(2)

 

皆さま、こんにちは。タイの安藤です。
今回は、タイの会計業務についてお話ししたいと思います。

「実際、経理スタッフってどんな業務をしているのか?」
実はこんな疑問を持つ人はいらっしゃいます。

会計業務の大まかな概要は下記です。

 

<月次>
・記帳:月ごとの会計情報を記録し、会社の経営成績や財政状態を把握します

<決算>
・財務諸表の作成:決算日以降に年間の会社の経営成績や財政状態を示す財務諸表を作成します
・会計監査:タイの公認会計士を会計監査人として財務諸表に対する監査を実施します
・財務諸表の登録:商業登記局に監査済財務諸表を登録します。登録期限は監査済財務諸表を承認した定時株主総会から1ヵ月以内となっています。

会計の方法には、会計法にて細かく定めがあるので、確認して業務を行うことが大事です。

 

また、経理担当の現地スタッフの採用時には、一定条件を満たしている人材でないと担当者として採用することができません。
条件においては、大きく2つあります。
1つは「経理担当者」。これは、自社の会計に責を負うことのできる人材で、会社規模に応じて会計学に関する学位要件を満たす人材になります。
もう1つは「公認会計士」。これは、他社の会計の成果である財務諸表を監査し、その適正性に関する意見を述べることのできる役割を担うことができます。

公認会計士は、会計監査の時に監査を行う人物が資格保有者かどうかがポイントとなります。

 

また、会計業務は税務と非常に密接で、法人税などの節税や税金の払い過ぎを気をつけるために、毎月の会計業務からしっかりと行っている必要があります。

今回はここまでといたします。
ご不明なことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

今週も読んでいただき、誠に有難うございます。
本グログがご活躍される駐在員の皆様、および今後進出をお考えの皆様の一助となれば幸いです。
次回もどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

株式会社東京コンサルティングファーム  タイ拠点
安藤 朋美

 

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2019-10-23

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