タイ出張時のビザ取得について

東京コンサルティングファーム タイ事務所の長澤です。
今週はタイ出張時のビザ取得についてです。

Q.
タイにある顧客向けの業務のために、日本から出張で業務対応を考えています。業務対応ですので、ビジネスビザとワークパーミット取得が必要かと思いますが、通常の手続きと同様でよいのでしょうか。その他留意すべき点はありますでしょうか。

A.
ご記載の通り、出張の場合でも業務を行う場合にはビジネスビザとワークパーミットの取得が必要となります。申請にあたっては、就労先(顧客)の会社名で申請をすることになります。顧客がBOI奨励事業の申請をしており、当該業務がBOI奨励事業にかかる場合には、OSOSでの申請となります。一方、BOI奨励事業以外の業務を行う場合には、労働局に申請します。
申請上、顧客が申請元の企業となりますので、申請にあたるリスクは顧客が負うこととなります。また、顧客と出張者との間に雇用関係があると解釈されますので、顧客の労務リスクを考慮すると、派遣契約/業務委託契約を締結し、当該契約に基づき業務を行っている旨、顧客側では一切の給与支払い、労務リスクを負わない旨別途契約を定めておくことが望ましくなります。

以上
東京コンサルティングファーム
長澤 直毅

 

<新サービス登場>

                          

海外進出質問サービス

 

関連記事

タイの支払いサイト、条件について

タイ出向者にかかる給与負担について

運営会社HPはこちら

2019-10-23

東京コンサルティンググループ

カテゴリー

↓チャンネル登録↓

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

456人の購読者に加わりましょう
ページ上部へ戻る