タイの住宅事情

こんにちは、タイ駐在の小林平悟です。
タイへ赴任して早半年。時が過ぎるのは早いものです。

本日はタイの住宅事情のお話です。

タイへの駐在員が住む住宅は、コンドミニアム、アパートメント、サービスアパートメントの大きく3つに分類されます。

コンドミニアムは分譲マンションのことで、各部屋ごとにオーナーが違うため、同じ建物であっても内装・家具、家賃設定等が部屋により異なります。オーナーの税金対策で貸していることを公にしないために、法人契約は出来ないことが多いようです。

アパートは、マンションの一棟を同じオーナーが貸している物件で、賃貸専用に一元管理された建物なので、不具合が起きた場合の対応はコンドミニアムよりも迅速に行われ、海外赴任に慣れていない人やタイ事情に詳しくない人向けでも安心して借りることができます。

サービスアパートメントは、室内には家具や電化製品以外に、調理器具や食器など、生活に必要なものは一通り揃っており、スーツケースひとつで入居して、そのまま生活を始めることが可能です。家賃にはメイドサービス料が含まれており、ホテルのようにベッドメイキング、シーツ交換、掃除以外に、食器洗いもしてくれるので、単身者にお勧めです。

バンコクへ駐在する日本人の多くは、スクムビット通り界隈へ住むケースが多く、特に家族で赴任される方は、病院、学校、日本人商業施設の立地を考え、ソイ21~63と、ソイ16~38周辺を選ばれる傾向にあるようですが、最近はだんだんと東部の方へ動いているようです。

最近、BTSスクムビット線東部のバーンジャーク駅、プンナウィッティ駅、ウドムスック駅、バーンナー駅、ベーリン駅の5駅が新たにオープンしましたが、その影響もあるようですね。

もう少し東部に行くと、チョンブリ・ラヨーン地区の工業団地に近い、シーラチャー市があります。シーラチャー市内周辺は、日本人街となっており日本人経済効果により発展した街とも言われ、現在4,000人~5,000人の日本人が居住している推測されています。2009年4月にタイ国内2番目の日本人学校であるチョンブリ県内の泰日協会学校シラチャ校が開校したことにより、家族での日本人駐在員が増加しています。

タイには日本語対応可能な不動産屋もたくさんあるので、進出される際には一度ご相談されることをお勧めします。

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2019-10-23

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