タイへの投資課題について

今回はタイへの投資課題についてお話します。

ここまでタイへの投資メリットを見てきましたが、一方で課題も多 く残されています。 この節の始めで取上げたJBICによる「わが国製造業企業の海外事 業展開に関する調査報告(第28回)」において、「タイへの有望理由」 とともに「タイへの課題」(回答数計:121社)についても回答結果 が公表されています。その上位項目が以下のようになります。

労働コストの上昇: 56社/46.3%
他社との厳しい競争: 53社/43.8%
技術系人材の確保が困難: 34社/28.1%
管理職クラスの人材確保が困難: 34社/28.1%
治安・社会情勢が不安: 29社/24.0%

前年に比べ「治安・社会情勢が不安」が、回答比率が52.8%から 28.0%へ大きく低下し、代わって「労働コストの上昇」(50.8%)が 第1位となっています。 さらに、同調査の有望投資先ランキング上位国5か国(インド、中 国、インドネシア、ベトナム、タイ)について、事業展開有望国に挙 げなかった理由とその割合は次の表のとおりです。

 

以上、お読みいただきありがとうございました。

なお、本記事は2019年9月時点の内容となっております。最新情報やより詳細な情報は弊社サービスのWiki Investmentをご利用頂きたいと思います。Wiki Investmentへの登録は、下記のリンクからお願い致します。

 

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2019-10-23

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