BOIでの労働許可証の発行について

 

タイには投資促進のためにいくつかの投資インセンティブがあり、代表的なものは投資奨励法に基づくタイ投資委員会(BOI)が挙げられます。BOIの認可を受けている企業には、いくつかの恩典が与えられており、労務の視点からは、タイ人雇用の制限(外国人1名に対しタイ人4名の雇用)がなくなる、Visa・WPの取得の簡略化が挙げられます。

外国人雇用の際の条件や、労働許可証取得までの流れについて、以下まとめましたので、ご確認頂ければ幸いです。

 

BOI企業が外国人(日本人)の雇用を検討する際には、以下の条件を満たしているか、確認する必要があります。

<条件>

・申請者の年齢:22歳以下の申請は不可

・一般職の場合:2年を超える経験、及び関連する学歴

・マネージャー:5年を超える経験、及び関連する学歴

経験については、申請役職と同様の役職や同部署での勤務経験となっており、別の役職に従事していた場合は、申請拒否される可能性が高くなっていますので、留意が必要です。

 

また、OSOS(ワンスタート・ワンストップ投資センター)にて、労働許可証の取得が可能です。(原則即日発行)大まかな流れは以下の通りです。

①ID, Password取得

②BOI枠で雇用する外国人(日本人)の役職申請

③BOI枠で雇用する外国人(日本人)の個人情報申請

④OSOS(ワンスタート・ワンストップ投資センター)でビザ及びWPの申請手続き

 

以上

 

 

植村 寛子

 

 

 

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co.,Ltd.)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承くださいませ。

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2019-10-23

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