マレーシアの現状(イスカンダル計画)

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 皆さん、こんにちは。シンガポール駐在員の岩城です。

 現在シンガポールは旧正月中であり、ほとんどの企業が休みとなっているため、オフィス街も閑散としています。私も初めての旧正月ということもあり、知人と水餃子を作ったりして、現地の文化を肌で感じていました。 

 さて、今回はマレーシアのジョホールで今開発が進んでいるイスカンダル計画について取り上げたいと思います。

 イスカンダル計画という言葉を聞いた事がある人も多いと思いますが、その目的や実態について明確に知られていないところもあります。

  そもそも、ジョホール州は歴史的にも政治経済の中心地として栄えてきましたが、今は首都クアラルンプールに取って代わっております。しかし、経済立地的にも経済的に高い潜在能力を持っている事に疑う余地はありません。そこで、さらなる飛躍を目指すため、イスカンダル計画がとられております。

 本計画において、ジョホールバルを国際都市の地位を高める事が目標であり、その目標とされているのが、人口300万人・累積投資額383億RMG・GDP933億USDというものです。人口では劣るものの、東京にも匹敵する経済規模を持つ、ものにしようという国家プロジェクトとなっています。

 下記、主な地域を紹介します。

1.  ジョホールバル都市部

シンガポールとバスで30分程度のマレーシア玄関口として、金融。文化。生活の中心地として発展している。

2.  ヌサジャヤ地区

ニュータウンとして、東南アジア最大級の不動産開発が行われている地域です。多くの教育機関や医療機関、そのほかレジャー施設が建設されており、2015年までに人々の生活圏がヌサジャヤ地区に移るものと考えられます。

3.  西門開発地区

主要コンテナ港の一つで、物流拠点となっています。東南アジアのハブ港として、その機能はイスカンダル計画の進展にともない拡大して行くものと考えられます。

4.  スナイ・スクダイ地区

スナイ国際空港があり、ハブ空港としての機能を有しており、ハイテク産業の企業もこの地域への進出が行われています。

 シンガポールで問題となっているコストの上昇などもマレーシアでは解決が可能であり、今後のビジネスチャンスは益々拡大して行くものと考えられます。



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4具体的な進出スケジュール 5日系企業の取るべき事業戦略

第二部 税務・労務

1シンガポールの会計制度
2シンガポールの税制
3進出に関わる税務規定
4労働環境
5労働法
6社会保障制度
7海外赴任者への対応

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第一部 投資環境 

1マレーシア概要 
2日系企業のマレーシア進出状況 
3進出に伴う投資規制・インセンティブ 
4具体的な進出スケジュール 
5日系企業の取るべき事業戦略

 

第二部 税務・労務

 
1マレーシアの会計制度 
2マレーシアの税制 
3進出に関わる税務規定 
4労働環境 
5労働法 
6社会保障制度 
7海外赴任者への対応

 

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