非株式会社の未監査財務諸表の使用について

法務

皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループ フィリピン拠点の古谷 桃可です!

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

さて、今回は非株式会社の未監査財務諸表の使用について
お話していこうと思います。

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【非株式会社の未監査財務諸表の使用について】

 

2023年8月30日にフィリピンの証券取引委員会であるSEC(Securities and Exchange Comission)から

非株式会社かつ総資産または総負債が60万ペソ以下の企業に対しての通達を発行しました。

フィリピンでは、全ての企業に年次の監査済財務諸表の提出が義務付けられています。

しかし、非株式会社かつ総資産または総負債が60万ペソ以下の企業についてはSECから発表されているテンプレートを

未監査財務諸表を年次コンプライアンス書類として使用することができます。

前述の基準を持つすべての非株式会社企業は、「財政状態計算書」と「損益計算書」の年次提出に下記リンクのテンプレートを利用することができます。

https://www.sec.gov.ph/reportorial-requirements/corporations-with-primary-licenses/#gsc.tab=0

また、書類の作成にあたっては通常の一般的なガイドラインを参照ください。

財務諸表に該当する説明注記を含む完成したテンプレートは、非株式会社の最高財務責任者または財務役の宣誓のもとに

印刷および認証されなければなりません。 さらに、公証された財務諸表はオンラインポータル経由でアップロードする必要があります。

未監査財務諸表のテンプレート使用は、2023年12月31日終了以降の年次財務報告書に対して有効になります。
上記書類は電子提出および提出ツール (eFAST) を通じて提出されます。
https://efast.sec.gov.ph/user/login 

<参照資料>

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古谷 桃可

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