初めまして。
2019年4月より東京コンサルティングファーム・マニラ拠点に赴任しております、野島洋孝と申します。
以後、お見知りおきくださいますよう、宜しくお願い申し上げます。
皆さんは東南アジアでの現地法人の設立を検討されていますでしょうか?
今日は東南アジアで今、大注目のフィリピンについて書こうと思います。
フィリピンは東南アジア経済成長率No1の国であり今、以下の点で非常に熱い国です。
①英語運用能力の高さ
②豊富な人的資源
③優遇税制の存在
これらはフィリピン進出におけるメリットとなりますので、下記簡単にご説明させて頂きます。
メリット①
英語の運用能力が高い
フィリピンでは公教育の全段階で公用語である英語での教育が実施されており、他のASEAN諸国に比べ英語力が高いことが大きな魅力です。
世界英語能力ランキング「EF EPI 2017」ではフィリピンはシンガポール、マレーシアに次ぐアジア3位で、ベトナム8位、インドネシア10位とVIP(ベトナム・インドネシア・フィリピン)の中でも英語力が高いのが大きな魅力となっています。
メリット②
豊富な人的資源
フィリピンの人口は1憶700万人(2018年12月時点)とASEANの中ではインドネシアに次ぐ2番目の規模になります。
さらに、生産年齢人口が総人口に占める割合が高い人口ボーナスのピークが2045年頃といわれ今後とも成長が見込めます。
賃金コストもアジア圏の中でもリーズナブルで英語もできる質の高い人材を確保できる点も非常に大きな魅力になっています。
メリット③
多様な外資優遇政策がある
フィリピンでは投資委員会(BOI)が毎年、法律に基づいて投資優先計画(IPP)を発表します。このIPPの対象業種に投資する場合は法人税免除などの優遇を受けることができます。
また、フィリピンでは外国投資を誘致するため、経済特区(PEZA)を特定の地域に設けています。PEZAで事業を行う企業に対しても法人税、付加価値税の免除など多くの優遇措置が付与されます。
以上、フィリピンにおける投資メリットでございました。フィリピンへ投資に対する費用対効果が期待できると感じられた方も多いのではないでしょうか。
次週はこの優遇政策についてもう少し詳しくご説明致しますのでお楽しみにお待ち下さいませ。
弊社では法人設立、その後の会計税務までワンストップでサービスを提供しております。本ブログに限らず、ご不明点ございましたらお気軽に相談下さいませ。
上記についてセミナーも開催しておりますので
日程についてご確認し、ぜひお越しください
東京コンサルティングファーム フィリピン・マニラ拠点
野島洋孝
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