採用フロー

労務

 

いつもお世話になっております。東京コンサルティングファーム、マニラ支店の早川です。今回は、フィリピンの人事労務に関する慣習として、一般的な採用の流れをご紹介します。特に、候補者を見つけ面談してから、本採用までの流れが、日本とは異なりますので、そこにフォーカスして参ります。

 

~候補者との面談から本採用まで~
①(人材紹介会社等を利用し)候補者を見つける
②採用面談
③身分証明書等のコピーの提出
④(過去の企業への調査)

面談で本人が話した転職の経緯やその方のスキルなどを、前の会社へ確認のため電話をするような企業様もいらっしゃいます。

⑤採用決定(社内承認等必要であれば)
⑥Offer Letterの提示

こちらに候補者がサインをしたら、それがそのまま雇用契約書となります。

⑦試用期間(最大6か月間)

ただし本採用できないと判断した場合は、試用期間が終わる1か月前に通知を行う必要があります。例えば6ヶ月の試用期間だと設定している場合、5か月間で本採用かどうかを確認していただきます。

⑧本採用レター(Regularization)の発行

 

このフローの中から後々問題が見つかることが多々あります。それぞれの段階での細かなご質問など、お気兼ねなくご連絡ください。ご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

東京コンサルティングファーム・マニラ拠点
早川 桃代

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