東京コンサルティングファームフィリピン・セブ支店長の日比野です。本日は支店設立の必要書類についてお伝えします。
日本の本店に対してフィリピンの支店を設立する場合、現地法人よりもSEC登録に必要な書類が複雑になります。日本側で、定款・登記簿謄本、一年以内の財務諸表(Independent auditor’s reportの表紙に日本の公認会計士のサインが必要です)といった英訳が必要な書類があるため、早めに準備しておきます。なおSEC登録に必要な書類に監査済財務諸表がありますが、公認会計士の署名が入っている文書で代用することとなります。
【SEC 登録の必要書類】
書類 |
留意点 |
親会社定款・登記簿謄本 |
翻訳・公証・認証が必要 |
取締役会決議書 |
公証・認証が必要 |
監査済財務諸表 |
翻訳・公証・認証が必要 |
【フィリピンでの銀行口座開設の必要書類】
書類 |
留意点 |
親会社定款・登記簿謄本 |
翻訳・公証・認証が必要 |
取締役会決議書 |
公証・認証が必要 |
監査済財務諸表 |
翻訳・公証・認証が必要 |
それでは今週も宜しくお願い致します。
株式会社東京コンサルティングファーム
フィリピン支社 セブ支店 日比野和樹