皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループマレーシア拠点の長山毅大です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は「マレーシア政府、国境検問所に顔認識とQRコードを活用した新システムを導入」についてお話していこうと思います。
目次
マレーシア政府、国境検問所に顔認識とQRコードを活用した新システムを導入
マレーシア政府は、シンガポールとの国境検問所におけるバスおよびオートバイ利用者の身元確認に関して、最新の技術を活用した新たなシステムを導入することを決定しました。このシステムは、顔認識技術とQRコードを組み合わせた「Myボーダーパス」と呼ばれるもので、より迅速かつ効率的な通過を実現することを目指しています。
検問所の概要
この新しいシステムは、ジョホールバルに位置する第1連絡橋(コーズウエイ)と第2リンク(シンガポール側はトゥアス)において導入されます。政府は、6月から3種類のアプリケーションを試験運用しており、それらは「ボーダーパス」、「Myレンタス」、そして「Myトリップ」と名付けられています。この取り組みにより、約30万人のマレーシア人がバスまたはオートバイを利用して検問所を通過する際の利便性が向上することが期待されています。
ジョホール州運輸・インフラ委員会のモハマド・ファズリ委員長は、ボーダーパスの採用について「顔認識は極めて効率が良い」と述べており、この技術によって通過手続きがスムーズになるとしています。ただし、万が一顔認識に問題が生じた場合には、QRコードによる審査や窓口での審査が行われることになります。
システムの現状
しかしながら、現時点ではボーダーパスのシステムはすべてのバスおよびオートバイレーンに配備されているわけではありません。モハマド・ファズリ氏は、システムの整備を進めるために連邦政府からの資金援助を希望しています。また、乗用車やトラックの検問所通過に関しては、QRコードによる審査がまだ概念実証の段階にあり、外国人が乗員に含まれているケースもあるため、慎重に進める必要があると強調しています。
このように、マレーシア政府は国境管理の効率化を図るために新しい技術を導入し、国民の利便性を向上させる努力を続けています。今後のシステムの整備と運用がどのように進展するか、注目が集まります。
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長山毅大
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