皆さん、こんにちは。
デリー駐在員の武田です。
本日の話題は、従業員の離職の防止についてです。ジョブホッピングがさかんなインドでは、若手の社員が1〜3年で退職してしまい、なかなかスタッフのレベルの向上ができない、技術が蓄積されていかない、育ったと思ったら辞めてしまうなどの問題が起きています。短期間での転職を抑え、従業員に長く働いて貰う為には、どのような方法が望ましいのでしょうか。今回は、従業員に向けての研修についてご説明致します。
- 新入社員の為の研修を準備する。
基幹社員が新入社員とのオリエンテーションに参加し企業文化とリーダーシップについて説明する。
- 従業員の教育のためのプログラムを実施する。
従業員のモチベーション維持する上で最も重要な要素の1つとなります。雇用主は、人を育成する組織として従業員の意欲を向上させるために、継続的な研修を提供するのが良いとされます。従業員は会社の将来性を考えた際に、自分自身がこの会社でどのようにキャリアを形成できるかと1つの判断基準とする場合があります。従業員が下記のような職業訓練を受講できるように準備を進めておく事が良いでしょう。
a.コーチング
d.メンター
c.ジョブローテーション
d.職業トレーニング
職場外のトレーニング方法:
a.講演会とセミナー
b.マネジメントゲーム
c.ケーススタディ
d.ロール・プレイング
- 公平で公平な賃金制度を提供する。
- 福利厚生の充実 – 企業規模が大きくない場合は、なかなか予算を掛けて福利厚生を充実することは難しいです。そういった場合は、費用を掛けず、従業員のメリットとなるルールを設定する事も効果的です。
例えば、一部フレキシブルタイムの導入、営業マンの自宅勤務の許可。パフォーマンスに応じた表彰制度などです。
本日は以上です。
Tokyo Consulting Firm Private Limited
デリーマネージャー
武田 麻利奈(たけだ まりな)
TEL: +91 9818956431 / E-MAIL: takeda.marina@tokyoconsultinggroup.com
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