ストライキ

こんにちは、
インド・バンガロール駐在員の山本です。

2月28日は公共機関施設、公共交通機関等がストライキを起こしました。労働者が賃金や労働権利の改善を求めて、全インド労働組合会議(AITUC)とインド全国労働組合会議(INTUC)など、11の主要労働組合に率いられる大規模なストライキとなりました。

インド紙タイム・オブ・インディアによると、デリー・ムンバイでは金融機関が部分的な影響を受けたとしていますが、生活面では銀行などは休業していましたが、さほど影響は出ませんでした。金融業界以外では、空港や公共交通機関も懸念されておりましたが、それほど、問題はなかったようです。

インドでは、労働者による賃金や労働権利の改善を求めてストライキを起こすことがあります。日系企業であれば、昨年マルチ・スズキはマネサール工場で13日間に及ぶストラキが起こりました。その月の生産台数は15%減、50億ルピー(約88億円)の収入を失いました。

ストライキが起こり、営業利益に影響するのもしかりですが、最も懸念されるのが、それによるブランドイメージが悪くなることです。ブランドイメージが悪くなれば、中長期的に事業を進める上で、影響が出ます。出来る限り、ストライキは避けたいところなので、労働者の要求をのまざるをえない状況のようです。

以上

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