インドでは退職金について法律で定められています。Gratuity Actといい、該当する企業は一定の条件のもと退職金を支払うことが義務付けられています。主な内容は、従業員10名以上の会社は5年以上勤務した社員に対して退職金を支払うこととされています。
退職金額は1年あたり給与額の15日分で、1か月を26日とします。よって1年あたりの退職金額は以下の計算方法となります。
給与額×15日÷26日×勤続年数
(当初「給与額の5日分」および「給与額×15日÷(26日×12カ月)」と記載しておりましたが(太字の部分)、間違って掲載しておりました。申し訳ございません。コメントでご指摘いただいた K.O.さん、ありがとうございました)
また、毎年期末か毎月、この額を積み立てておく必要があります。積み立てた額は上記計算額までは非課税となります。会社で退職金の内容を取り決める場合はGratuity Actを最低限カバーしたものを設計する必要があります。
インド駐在員 仁井
↓クリックにご協力お願い致します↓