感染症リスク

皆さん、はじめまして。3月よりムンバイオフィスに赴任致します渡部です。

さて、2月5日のニュースで、大阪の松井知事がムンバイに訪問をし、「後発薬で提携」すると表明しました。インドでは、ご存知の方々も多いと思いますが、インフラ面が非常に悪く、また気候の寒暖の差で、不衛生な状態であります。例えば、水に関しましても、水道水では20%の確率で、バクテリアが検出されます。また、デリー近郊の都市では、大気汚染が深刻化しており、中には日本の隣国の中国よりも深刻であるというニュースも飛び交っております。そのため、消化器系の感染症やテング熱、マラリア、さらに狂犬病等様々な感染症リスクをおっております。

実際にインドの医療に関しては、都市部の一部の病院では、高度先進医療も行えますが、全体的にまだまだ、未発達な状態が現状です。ワクチン等の医薬に関しても、2005年に医薬品関連発明の特許保護が原則的に認められるようになってから、急激に特効薬が登場してきてはおります。今回の松井知事のインドとの医療・医薬提携をすることで、日本、インド両国での積極的な投資がおこなわれる経済発展だけでなく、さらなる医学の発展まで見込められます。

しかし、あくまでも医療・医薬の発達は、一つの解決方法であることを忘れてはなりません。経済発展ももちろんですが、同時に感染症リスクをいかに抑えることができるのかが、今後のインドがさらなる発展をしていく上での重要な課題ともなっていくのではないでしょうか。

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