皆さん、こんにちは。
デリー駐在員の武田です。
本日の話題は、GSTにおける実務についてです。
2017年7月1日よりGSTが実施され、様々な変化生じています。私達1消費者としては、増税になった項目が多く、なかなか痛手となっています。
一方で、企業にとっては、増税というデメリットだけではなく、複雑な税制が緩和されることによってそこにかかる労力が削減できる。今までコストになっていたサービス税や物品税が相殺できるなど、様々なメリットもありました。
さて今回はそういったGSTの開始後に分かってきた最新情報をお伝えできればと思います。GSTが未登録の業者と取引を行う場合は、どのように対応すればいいのでしょうか。
RCM(Reverse Charge Mechanism:リバースチャージメカニズム)を使用し、未登録業者に代わり、納税を行う必要が生じます。
※RCMとは、サービス提供者に対してGSTを支払う代わりに、一部もしくは全部のGSTを請求側がインド税務当局に直接納税しなければならない仕組みです。
今までは、あまり無かったケースですが、これからはGST登録の有無及び取引先のGSTコードを知らなければならないという手間が生じると言えそうです。
本日は以上です。
東京コンサルティングファーム
武田 麻利奈
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