インド進出成功 対外商業借入条件(ECB)に関する一部緩和(2014年5月13日)について

税務

皆さん、こんにちは。
インド及びインド周辺国統括の小谷野勝幸です。

今週は、下記のような質問を頂きました。

質問)
対外商業借入条件(ECB)に関する一部緩和(2014年5月13日)について、
貿易業(商社)にとってどのような利点があるのでしょうか。

回答)
貿易業にとっては、本通知(RBI/2013−14/594)での緩和について
特段のメリットはありません。

2014年5月16日付にてインド準備銀行により対外商業借入条件に
関する一部緩和の発表があり、いわゆる親子ローンにおける運転資金調達の
手続きが一部簡略することができるようになりました。

本通知により事前承認から自動承認ルートに変更されましたが、
5業種(製造、インフラ、ホテル、病院、ソフトウェア)のみ
適用されると
記載されております。

本変更は、インド国が上記5業種をより発展させるために
限定された背景がございます。

よって商社(販社)である場合、特段のメリットがありません。
最終通知は、2014年7月1日以降になると見通しがございますので、
随時確認していくことが必要です。

また弊社では、会計・税務部門での対応相談を初回無料にて
行っております。
少しでも気になる方は、下記までお気軽にお問合せくださいませ。

 

<新サービス登場>

                          

海外進出質問サービス

 

東京コンサルティングファーム
インド国 取締役
小谷野 勝幸

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Private Limited, Tokyo Consulting Firm Human Resources Private Limited)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承くださいませ。

関連記事

ページ上部へ戻る