ビジョナリー会計コンサルティング②~目標を明確に定めているでしょうか

経営

皆様、こんにちは。カンボジアオフィスの未来会計コンサルタント、公認会計士の熊谷恵佑です。今回は、未来の目標を明確に定めているかどうかという点についてお話したいと思います。

皆様の会社では未来の形を明確に定めているでしょうか。未来の形が曖昧であればあるほど、会社は目標に向かって一丸となって行動することはできなくなり、各成員が別々の方向に向かって動き出すことになります。別々方向にベクトルが向いていれば、当然、会社の生産効率は落ち、業績は傾いていくことになります。ですから、目標を明確に持つことは大事なことなのです。

例えば、ある会社が家電製品でシェア率ナンバー1を目指すという目標を立てることにします。シェア率ナンバー1を目指すという目標はある程度具体的ともいえますし、ある程度曖昧さが残る表記です。ですからもう少し具体的に定義をし直すべきです。またある程度具体的に表記したとしても、それでは各成員はどのように行動すべきか、という点まで落とし込まれていません。ですから、その部分も考えていく必要があります。私たちが提供するビジョナリーコンサルティングはその点まで加味し、目標設定を行う手助けをします。

また、もう一つ考えることがあります。シェア率ナンバー1ということが本当に会社にとって良いことなのかどうかという点です。シェア率が確かにナンバー1になるというのは表向きが良いですが、仮にそれが、売上単価を低くすることや、高付加価値製品をやめて、大衆製品に切り替えたことによって得られたものであるならば、結果的に会社の利益を減少させ、ブランド価値を毀損していることにもなりかねません。ですから、確実なのは、会社の目標を財務諸表(貸借対照表と損益計算書)と関連させて設定することです。私たちが提案するビジョナリーコンサルティングではその方法に関してもお伝えできればと思っています。

 

今週は以上です。

上記の点でご質問ございましたら kumagai.keisuke@tokyoconsultinggroup.com

までお気軽にご連絡ください。   

 

 

関連記事

ページ上部へ戻る