2018年ブラジル経済成長およびブラジル経済活動指標”IBC-BR”に関して

こんにちは。
東京コンサルティングファームブラジルの濱咲克心です。
今週は2018年ブラジル経済成長およびブラジル経済活動指標”IBC-BR”に関して記載します。

ブラジル中央銀行(BACEN: Banco Central do Brasil)は、2018年1月から8月までにおいて、ブラジル国内総生産GDP(PIB: Produto Interno Bruto)が先方指標として0.47%の成長率であるという結果を発表しました。ブラジル中央銀行が発表する、ブラジル経済活動指標で、”IBC-BR”という指標は、2018年7月と比べ0.47%増加しています。なお、この”IBC-BR”という指標が示す目的の一つは、ブラジル経済のペースを判断することにあります。

2018年5月に起きた、トラックドライバーのストライキにより、この指標は3期連続で上昇を続けています。また、前年同期間で比較するとこの指標は2.5%増となっています。

トラックドライバーのストライキとは、2018年5月、ディーゼル油価格の引き下げを目的とし行われ、それによるブラジル経済への影響は非常に大きく、各地で物流機能がストップし、ガソリンスタンドには長蛇の列ができ、飼料不足により多くの鶏や豚が処分され、自動車生産もストップするなど、その被害総額はおよそ340億レアル(約9880億円)と言われています。

なお、”IBC-BR”とは、中央銀行によるブラジル経済活動指数として、産業、商業、サービス、農業の各分野での活動、そしてもちろん税額を考慮しています。この指標の正確さはとても重要であり、なぜならそれはブラジル中央銀行がブラジルの政策金利であるSELICの税率を決定する為のツールとして使用されるからとなります。

※SELIC(Taxa Basicaa de Juros)とは、ブラジル中央銀行の通貨政策委員会が決める市場の参考金利。インフレ高進時は引き上げ、景気刺激のためには引き下げるなど、経済動向をみて操作される

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