ブラジルへの輸出について

 

こんにちは。
東京コンサルティングファーム・ブラジルです。
今回は、ブラジルの輸出について記載をいたします。

 

2013年のブラジルの輸出先は、中国が460億USドル、米国246億USドル、

アルゼンチン196億USドルと続き、日本は79億USドルで5位となっています。

中国へ輸出は全輸出額に占める割合は19.0%を占めています。

その多くは、鉄鉱石、大豆、原油などの一次産品で、中国の強力な資源獲得意欲に支えられた結果であるともいえます。

また、地域別輸出額に関しては、やはり中国を含むアジアが大きく、

30.1%(703億USドル)、ラテンアメリカとカリブ海地域22.1%(517億USドル)、

EU20.7%(485億USドル)と続きます。

 

ラテンアメリカとカリブ海地域への輸出の伸びの背景には、

この地域における貿易協定が積極的に締結されてきたことによる、政策面での追い風があります。

具体的には、メルコスール(南米南部共同市場)域内の経済発展と、アンデス諸国の準加盟による市場拡大、

中南米の域内貿易協定、メキシコとの経済補完協定などです。

輸出全体では前年比では-0.2%とやや減少しているなか

、欧米を中心とした先進国への輸出が相対的にシェアを落とし、

代わって、中国と中南米のシェアが拡大しています。

 

さらには中近東、アフリカなどを含む開発途上国も含めた輸出先の多様化が進んでいます。

 

今後はブラジルの輸入についても記載致します。

お読み頂きありがとうございます。

 

 

株式会社東京コンサルティングファーム・ブラジル拠点

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