こんにちは。
東京コンサルティングファーム・ブラジルの田村彩紀です。
今回は、ブラジルの減価償却について記載をしたいと思います。
会計における気になるポイントの一つとして、減価償却があげられます。
ブラジルにおける減価償却は、下記、Receita Federal(連邦国税庁)のHPに記載されている、各資産の耐用年数に応じて償却をいたします。
なお、残存年数は、0(ゼロ)のため、1÷耐用年数をした、償却率を用います。
http://normas.receita.fazenda.gov.br/sijut2consulta/link.action?idAto=81268&visao=anotado
下記が一般的な資産における、耐用年数と償却率となります。
資産の種類 | 耐用年数 | 償却率(定額法) |
建物 | 25年 | 4% |
ソフトウェアを含む、情報電子機器 | 5年 | 20% |
機械装置 | 10年 | 10% |
一般自動車 | 5年 | 20% |
その他自動車
トラクターやオートバイなど |
4年 | 25% |
なお、取得原価の金額が1,200 BRL以下の金額の小さい資産は、費用として処理することが可能です。
上記のサイトを見ていただくとわかるのですが、償却のカテゴリーは23、種類も全部で220ほど記載があります。
また、契約書や請求書の記載内容によっては、金額が大きい場合でも、資産ではなく費用として処理をするケースもございます。
実際の処理に関しましては、ご不明な点がございましたら、担当の会計士の方、または弊社までご相談くださいませ。
その他のトピックに関しましても、弊社でサポートしておりますサービスに関する基本情報は、ブラジルの赤本、ならびに『Wiki Investment』に記載をしております。
『Wiki Investment』については、各国ページ、毎週、情報更新をしておりますので、最新情報を手に入れたい方はぜひ、『Wiki Investment』のご購読をお勧めいたします。
2月、そしてカーニバルも終わり、あっという間に3月となりました。
4月から新しい年度となる企業も多いのではないでしょうか。
各部署やチームで決めた目標をきちんとその部署やチーム内で共有、そして実行するための準備は進んでいますでしょうか。
もし、会社全体の目標はある程度決まったがそこからの落とし込みがまだできていない。。
そのような状況でしたらぜひ、弊社に一度お声がけください!
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引き続き皆さまにとって有益な情報を発信してまいります。
お読みくださりありがとうございます。
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株式会社東京コンサルティングファーム・ブラジル拠点
田村彩紀
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