バングラデシュのネットワーク環境について

投資環境・経済

 

バングラデシュでは、IT産業が徐々に伸びてきており、バングラデシュ政府もIT産業拡大のために<デジタル・バングラデシュ>というコンセプトを掲げ、税法上も様々な優遇政策を設けています。2019年4月現在、バングラデシュでは4Gを使用していますが、政府は2019年の暮れには5Gの開始を計画しています。
※5Gのテストは2018年7月より開始されています。

参照:The Daily Star

 

実際は、4Gのネット環境が良くなくバングラデシュ国内の携帯電話保有者の月々平均のインターネット使用量は1.2GBに留まっており、インド人の平均と比較するとおよそ10分の1程度に過ぎません。3年前(2019年4月現在)のインドの月々平均のインターネット使用量は1GBであり、それは3年間でおよそ10倍の成長を遂げたことを意味しています。バングラデシュの現状を見れば5Gの導入は容易ではありませんが、政府TRNB(Telecom Reporters Network Bangladesh)と呼ばれる組織を結成し、2019年末に開始の5Gの開発を進めていくようで今後の4Gのネット環境の改善が期待できそうです。

以上

 

 

Tokyo Consulting Firm Limited
齋藤かおり


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