バングラデシュ国内におけるスポーツ用品のマーケットついて

 

バングラデシュの国民の間ではクリケットやサッカーといったスポーツが人気でテレビで試合が放送されていると、テレビの設置されている飲食店に集まって観戦する慣習があります。(テレビを所有していない家庭が多い背景から。)スポーツ観戦は人気ですが実際にプレーをする人口は少なく、国内ではスポーツが一般大衆向けではないと言えます。公立学校には体育館や整備された運動場はなく、日本では一般的な市民体育館というのもほとんどありません。

 

バングラデシュでは、上記のような背景からスポーツ用品店というものはあまり充実していません。しかし2019年4月、ドイツの大手スポーツ用品メーカーの『PUMA』が首都ダッカで第一号店を開店しました。バングラデシュでは年々外資系企業、特に欧米諸国からの投資が増加しており、それに伴い国内の外国人労働者数が右肩上がりとなっています。
同時に、国民の平均所得も上昇傾向にあり、2016年時点での都市部の家計所得は2,000USDでしたが2019年には3,000USDを超えると予想されています。所得の増加により国民がスポーツをする機会が増えればバングラデシュ人の客層の増加に繋がります。今後、国内のスポーツ用品の需要が注目されていきそうです。

以上

 

 

 

 

Tokyo Consulting Firm Limited
齋藤かおり


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