バングラデシュ進出企業が求める人材像とその現実

労務

どうも、皆様、お元気でしょうか?
最近、友人からバングラデシュ日本駐在員でテング熱にかかる方が増えていると聞きました。日々の体調管理と予防にお気をくださいませ。

先日のニュースでも掲載されましたが、ホンダさんがバングラデシュ進出を決め二輪車の生産工場を建設し、かつ年間売上20万台の製造と販売の計画を発表しました。最近では、日系企業様の工場や生産ラインの拡大のために、現地の『キーパーソン』となる人材が不足しています。

彼ら(彼女ら)は、日本駐在員とナショナルスタッフの関係を円滑にするだけではなく、現地では日本側の予想より随分早く採用案件や重要な業務運用を担当する方が多くいます。

現在、インフレが年約10%、大卒で日本が話せるスタッフの給与は、企業側が求めている金額よりも高く設定されているのが現実です。

では、どうするのかというと、我々は、退職年齢の引き上げや有給のプラス、海外研修等の福利厚生の充実を促しています。事実、こちらでもそういった企業様は、珍しくありません(法制度の改定により公務員の退職年齢は、57歳から60歳となっております)。

この様な状況の中で、我々は、企業様の求める人材像と候補者の資質を一定の項目毎に評価し、将来のマネージャー候補者との出会いをご提供致します。

もし、人事・労務面で少しでも気になることがありましたら、ぜひお気軽にお声掛け頂ければと思います。

内部監査室室長 兼 国際事業部
小谷野 勝幸

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