外資の飲食産業についてPart3

 

日本でも有名なドミノピザが最近バングラデシュの首都ダッカで国内1号店をオープンしました。お米が主食のバングラデシュ人にとって小麦粉料理であるピザは馴染みがありませんが、オープンから1週間で合計7,000枚を超えるオーダーがあり、オーストリアでの出店時のオーダー数4,000枚と比較すると約2倍となっており、徐々に外国の食文化への関心が高まっていきそうです。

 

チキンが大好物なバングラデシュ人にはケンタッキー・フライド・チキン(KFC)が大変人気なお店で首都ダッカ内だけで13カ所の店舗があり、日々バングラデシュ人で賑わっています。東京都内のKFC店舗数141店舗と比較すれば、首都ダッカ内の店舗数13店舗はあまり多くはありませんが、マクドナルドやスターバックスコーヒーといった世界中で有名な飲食店が進出していないバングラデシュにおいてはその13店舗という数字は決して少なくない数字であると言えます。

 

バングラデシュは、その人口規模から経済成長の可能性が見込めるとして世界中が注目している国です。国民全体の所得額の上昇とバングラデシュ国内の外国人労働者数の増加に伴い、今後は外資の飲食産業が伸びていきそうです。今回は欧米系の飲食店をいくつか紹介しましたが、今後は世界各国の食文化が流入してくることが期待されます。

以上

 

 

 

 

Tokyo Consulting Firm Limited
齋藤かおり


Tel: +880-1777-961437
E-mail saito.kaori@tokyoconsultinggroup.com

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

関連記事

バングラデシュ政府系工事プロジェクト(ODA及び円借款)を請け負う際の注意点

商業用住所について

ページ上部へ戻る