バングラデシュ政府が人材育成に力を入れる

投資環境・経済

バングラデシュ政府は人材育成に力を入れており、年々国民全体の識字率が上昇しています。日本でも技能実習生としてバングラデシュ人を受け入れたり、IT人材を育成したりと注目が集まっています。

 

バングラデシュ政府は、教育分野に力を入れており、バングラデシュだけでなく世界で通用する人材の育成を促進するために下記のような教育制度を取り入れています。

  1. 約60万人の学生へ奨学金を支給
  2. 約30万人の学生が本を購入するための資金援助
  3. 私立高等教育制度、就業コースが設けられた専門学校制度等を含む合計約3,000の制度の構築
  4. 出席確認へ生体認証システム導入

 

これらの制度の導入により、経済的に恵まれない学生の支援、学生の授業への出席率の改善とそれに伴う学生の脱落率の低下、女子学生の就学率の向上、児童婚の撲滅に効果があると期待されています。

 

政府が教育に力を入れることで、バングラデシュ全体のボトムアップに繋がり、結果として今後優秀な人材が増えていきそうです。

 

Tokyo Consulting Firm Limited
齋藤かおり


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