付加価値税(Value Add Tax 通称VAT)について

税務

こんにちは。バングラデシュ駐在員の佐伯です。

今回は、付加価値税(Value Add Tax 通称VAT)についてです。

付加価値税とは日本で言えば消費税に該当する税金であり、最終的な消費者が納める税金です。

日本での5%に比べ、バングラデシュでは15%もの付加価値税がかかります。

年間600万タカ(約468万円(2013/4/29レート))以上の売上、もしくは輸出入に従事するものはVAT登録なるものが必要となり、付加価値税を申告する義務を負います。

付加価値税納税義務者は、当月に発生した付加価値税を毎月15日までに電子申告を含む国家歳入庁が指定した様式に必要な項目を記載した申告書を所轄税務署へ提出し、納税を行わなければなりません。

原則、すべての物品とサービスが課税対象となりますが、付加価値税法21条により、非課税の物品・サービスが決められています。また、付加価値税法20条では非課税取引とは別に、免除が認められている物品・サービスがあります。

非課税物品・サービスの例
・食品、医療品の供給または輸入
・第一次産業のために使用される土地の売却
・保健、医療サービス
・教育、出版サービス

免税物品・サービスの例
・輸出品
・バングラデシュ国外へ提供するサービス全般
・通信サービス

以上

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