最低賃金の引き上げ (2024)

皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループベトナム拠点の三木総一郎です!

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

さて、今回は「最低賃金の引き上げ (2024)」についてお話していこうと思います。

 

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目次

【最低賃金の引き上げ (2024)】

 

最低賃金の引き上げは、例年国会の審議会にて討論される内容となりますが、

今年度は8月9日の初回の会議が行われております。

結論としては、次回の引き上げは2024年度と原則合意となりましたが、

具体的な金額と時期の最終決定は2023年11月の次回会合まで延期されています。

参加者は、企業を代表してベトナム商工会議所(VCCI)、政府を代表して労働・傷病兵・社会問題省(MOLISA)、国民を代表してベトナム労働総同盟(VGCL)の三者となり、2023年の消費者物価指数(CPI)及び インフレ率の昨対比の上昇 (各+3.29%、+4.74%)による約50万人の失業者の発生している状況をもとに議論が繰り広げられました。

ベトナム労働総同盟(VGCL )側からは、電気と水道のコストの上昇により、労働者の平均月収(約788万ベトナムドン)に対して、毎月の支出 (約1170万ベトナムドン)が上回る現状をもとに、最低賃金の 6% 引き上げが提案され、ベトナム商工会議所 (VCCI) 側からは、受注の低迷や人員削減が懸念されるものの、2024年の最低賃金は依然として引き上げられるべきとした上で、現時点での引き上げは難しいと回答されました。

結果は、通常2~3回の会議を踏まえて決定となりますため、引き続きアップデート致します。

 

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