2013年の最低賃金改定について

こんにちは、ホーチミン駐在員の嶋です。
ベトナム政府はこのほど、最低賃金の改定を発表しました。それによると下記の最低賃金が2013年1月より適用されます。
【第1案】
・第1地域:235万ドン(約117ドル/現行200万ドン[約100ドル])→17.5%アップ
・第2地域:210万ドン(約105ドル/現行178万ドン[約89ドル])→17.9%アップ
・第3地域:180万ドン(約90ドル/現行155万ドン[約78ドル])→16.1%アップ
・第4地域:165万ドン(約82ドル/現行140万ドン[約70ドル])→17.8%アップ
ハノイやホーチミン、その近郊は、第一地域に属し、17.5%の最低賃金上昇となります。例年の20%前後の賃金上昇と比較すれば、今夏の上昇率は若干小さいですが、依然として、高い数字の賃金上昇が続いています。人件費が総コストに占める割合が高い製造業などは、今後の賃金上昇のシュミレーションを十分に行ったうえで進出を検討する必要があります。

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