トルコでの会計帳簿通貨について

こんにちは。
東京コンサルティンググループトルコの小坂理加でございます。

トルコの会計制度において、会計帳簿の通貨はトルコリラによる記載・報告が原則とされておりますが、外貨建てでの記帳は可能な場合がございます。

そこで今回は「トルコでの会計帳簿通貨について」お知らせ致します。

 

現在、トルコのフリーゾーン(FZ:Free Zoon)地域においては、外貨での記載・報告が許可されております。
また、特例としてフリーゾーン以外の地域であっても、下記の条件を満たしている企業、且つ、その旨をトルコ財務省に申請し、許可が下りた場合には外貨での記載・報告が許可される場合がございます。

 

【必要条件】

  • トルコ居住企業における資本金額が100millonUSD以上(外貨換算可)である
  • トルコ居住企業に対する持株比率(出資比率)が40%以上を占める
  • 税務申告等は、原則通りトルコリラでの処理を行う

トルコリラでの会計記帳が原則ではありますが、必要条件を満たしトルコ財務省より許可が出ましたら、外貨建てでも記帳報告が行えるようになります。

 

今週は以上となります。

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株式会社東京コンサルティングファーム
トルコ支社 小坂 理加

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