
今回は日系企業のタイへの進出企業数の推移についてお話します。
バンコク日本人商工会議所設立当時(1954年)の会員数は30社 でした。
しかし、1985年のプラザ合意以降の円高による海外投資ブ ームから、世界経済のグローバル化を経て、1990年代に急増してい ます。1994年6月に1,000社の大台に到達し、右肩上がりの増加を 続けていることからも、タイへの進出意欲の高さが感じられます。
次に、バンコク日本人商工会議所の会員企業の業種構成を見てみましょう。中国・インド等の国々と同様に、製造業が進出企業の半分程 度を占める大きな構成要素となっています。
2007年11月1日に発効された日・タイ経済連携協定(JTEPA)により、タイを経由した 第三国への貿易・物流の成長が見込まれることから、商業・貿易関係 およびその物流を支える運輸などに増加の傾向が見られます。
以上、お読みいただきありがとうございました。
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