タイ経済、4月に持ち直し 製造業と民間投資が回復傾向

皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループタイ拠点の太田 貴子です!

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

さて、今回は「タイ経済、4月に持ち直し 製造業と民間投資が回復傾向」についてお話していこうと思います。

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目次

【タイ経済、4月に持ち直し 製造業と民間投資が回復傾向】

タイ中央銀行(BOT)は、2025年4月の経済金融報告を公表しました。
報告によると、4月のタイ経済は製造業と民間投資の回復を背景に、全体として前月から改善したとされています。

製造業:生産は前月比2.9%増。
特に自動車分野では、国内の乗用車販売が回復したことが生産の押し上げ要因となりました。
また、3月の輸出が大きく伸びたことで、企業側は今後の受注を見据え、製品の在庫を多めに確保する動きが広がりました。
これにより、冷房機器(エアコン)など一部の製品では、出荷準備のための生産が増加。
一方、電子部品など一部品目は前月の反動で減速しています。

民間投資:前月比2.9%の増加。
特に機械や設備、自動車などへの投資が堅調で、工場の生産効率改善や新製品対応への動きが強まっています。
一方、建設分野では以下のように明暗が分かれました。
住宅建設は堅調に推移したが、ホテルなどの非住宅建設は、新規開業需要の鈍化により減少傾向が見られています。
これは、3月末の地震による影響から外国人観光客の戻りが鈍く、観光関連業の新規投資意欲が低下していることも要因の一つです。

またBOTは、米国による追加関税が現時点では影響していないとした一方、原材料・部品の輸入増により、輸出が短期的に加速する可能性があると見ており
、今後の貿易政策には注視が必要です。

BOT:https://www.bot.or.th/en/news-and-media/news/news-20250530.html

 

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株式会社東京コンサルティングファーム タイ拠点
太田 貴子


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