タイとラオス(2)

こんにちは、タイ駐在の小林平悟です。

バンコクでの洪水の拡大の危険性が低くなり、1か月間休校していた日本人学校も今週から再開されました。バンコク市街にも日本人の方の数が増えております。

しかし、バンコクの東部や西部ではまだ水は引いておらず、バンコク周辺に住む従業員などにまだまだ影響が残ります。政府の20日までのまとめによると、全国で洪水による死者は計602人に達し、約500万人が被災したそうです。どう復興していくかが、今後の課題となりそうです。

さて、話は変わりますが先月に引き続き、ラオスのビエンチャンへ先週行ってきました。

今回は多くの日系企業様を訪問させて頂き、現地の生の声を聞いてきたのですが、やはり現地でのお話を聞くと、大変勉強になります。

「ラオスでの急激な成長は見込めない」との声が多かったですが、急激な成長が見込めないからこそ大きな工場が進出してくることは少なく、中小規模な工場が安定した雇用の確保、安定した成長を見込める場所でもあるようです。(実際は毎月10%は辞めてしまうようですが。。)

そんな中、11月11日にバンコクの北東約600キロに位置する東北部ナコーンパノム県とラオスのターケーク県を結ぶ第3タイ・ラオス友好橋の開通式が執り行われました。タイ・ラオス3つ目の友好橋です。タイ・ラオス友好橋は、まずタイのノンカイ県とラオスのビエンチャンを結ぶものが1994年に開通。第2の橋はタイのムクダハン県とラオスのサワンナケートの間に2004年に完成しています。この第2タイ・ラオス友好橋は、日本のODAによって建設され、ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマーを結ぶ東西回廊の一部として有名ですね。

なお、タイ最北端チェンライ県では第4のタイ・ラオス友好橋が建設される予定です。

今後さらに、国を跨いだ物や人の行き来が活性化されそうです。

当社にも、最近ラオスに関する問い合わせが増えています。
今後、日系企業様のラオス進出のサポートを強化していきますので、どうぞよろしくお願いします。

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2019-10-23

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