タイの採用にまつわる悩み経営者として何が必要なのか。

 

 

■タイの採用についてよく耳にする悩み

私はタイでの事業の立ち上げを総合的にお手伝いしています。その一つに、人の採用や管理に関わることも行っています。タイのスタッフの採用に関して、色々な声を頂くことがあります。

 

・採用条件は悪くないはずなのに、場所のせい(BTSMRTが近くにない)ため人が集まりづらい・・・

・面接の後のオファーはスピードが大切であるが、本社の決済に時間がかかりすぎて、オファーをしても他社に行ってしまう・・・

・タイの労働法が分からず、就業規則や雇用契約をもらった雛形をそのままつかっている・・・

 

このようなオファーの条件や対応、法律面の悩みを多く伺います。そして、これらの悩みを乗り越えて、無事に採用した後によくあるのが、「スタッフがすぐに辞めてしまう・・・」という悩み。

 

■経営者として、何が必要なのか。

スタッフの転職が頻繁にあるのは、労働市場の特徴が原因であることも事実かと思います。しかし、それは同じ市場にいる企業であれば条件は同じです。

 

我々経営者が問いかけるべき一つの質問、それは「社員との対話は十分であるか」。

 

入社前に会社や自分の思い、事業をしっかりと伝えること。

入社後に定期的な面談をして、仕事の状況、時に家族の状況などに耳を傾けること。

日頃の業務や朝礼を通じて、会社の状況、方向性を繰り返し示すこと。

 

単に日々の業務上のコミュニケーションを行うだけでなく、このようなコミュニケーションをとり、社員が主役としていきいきと働ける環境をつくることが、我々の大切な役割ではないかと感じています。

 

以上

東京コンサルティングファーム

長澤 直毅

nagasawa.naoki@tokyoconsultinggroup.com

 

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2019-10-23

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