皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループ シンガポール拠点の田中 勇です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は「EP 新COMPASS制度について ②C2 資格編」についてお話していこうと思います。
目次
【EP 新COMPASS制度について ②C2 資格編】
EPの新制度「COMPASS」が2023年秋から導入されることが発表され、多くの企業が新制度対策を進めています。
今回は、新制度のCriteriaのなかから、C2スキル資格について解説していきます。
1.COMPAASS制度
4つの基本クライテリア及び2つのボーナスクライテリアにより点数をはじき出すしくみです。各クライテリアごとの得点は、0、10、20点のいずれかとなり、合計40点を超えた場合のみ、EPの発給が可能となるというものです。
2.C2 資格
従前より、学士同等(4大卒、カレッジ卒、もしくは認可された一部の専門学校等)のスキルは最低限となりますが、この条件のみの充足だけでは10ポイントのみの付与となります。20ポイント満点を獲得するためには、これに加え、MOM公認の一流教育機関の出身である必要があります。(リストは添付にてご確認ください。)学士同等の資格がない場合は、C2は0ポイントとなります。
3.C2が0ポイントであれば、EPは降りない?
従前まで、最低限学士同等の資格がなければ、EPは降りていませんでした。COMPASS制度下では、これが無くC2が0ポイントであっても、他のクライテリアで合計40ポイントを稼ぐことができれば、EPを取得することができます。
4.学歴証明書類の認証が必要に!?
従前まで、認証機関での認証を経た、学歴証明書は、MOMより個別に別途提出の要請があった場合のみ、追加提出をする必要がありましたが、新COMPASS制度下においては、一律全ての申請に、この「認証済み」の学歴証明書が必要となります。
MOM公認の認証機関・会社以下より探すことができます。
Documents required for Employment Pass (mom.gov.sg)
いずれの機関でも、デリバリータイムは2~3週間ほどかかりますので、スケジューリングの際に注意が必要です。
今回は以上お伝えします。
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株式会社東京コンサルティングファーム シンガポール拠点 田中 勇
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