Sick Leaveについて

労務

 皆さん、こんにちは。シンガポール駐在員の岩城です。

 

Q、現在就業規則の作成を行っておりますが、Sick Leaveは全員に付与するものなのでしょうか。日本企業の一般的な基準について教えてください。

 

A、まず、の権利を法律に基づいて与えられるのは下記の従業員です。

 

・Employment Actが適用される従業員

・3箇月以上の継続勤務を行った従業員

・病気になってから48時間以内に連絡をした従業員

・企業医もしくは認められている医師からの診断書を提出した従業員

 

Annual LeaveはPart Ⅳの適用者でしたが、Sick Leaveは範囲が広がり、Employment Act対象者全員になりますが、月給S$4,500を超える社員はEmployment Actの対象者ではないため、必ず付与しなければならないというものではないですが、基本的には付与されるものとなります。

 

Sick Leaveは通院と入院の二種類から認められ、最大60日までとなり、通院の14日は60日に含まれます。また、勤務期間が6箇月未満の社員の場合は、按分付与することが認められます。

 

勤務期間

通院による休暇日数

入院による休暇日数

3箇月

5

15

4箇月

8

30

5箇月

11

45

6箇月以上

14

60

 

シンガポールで働いたことのある人はご存知だと思いますが、現地社員の多くが通院によるSick Leaveを消化しています。

 

 

 

 

【問い合わせ先】

Tokyo Consulting Firm Co. Pte. Ltd.,

岩城 徳朗(iwaki noriaki)

iwaki.noriaki@tokyoconsultinggroup.com

+65-8363-9858

 

 

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