皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループ シンガポール拠点の田中 勇です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は「S-PASS申請における最低給与と雇用税の引き上げ」についてお話していこうと思います。
目次
S-PASS申請における最低給与と雇用税の引き上げ
国内労働力の強化を目的として、外国人の就労に対する条件が引き続き厳格化の流れにあるシンガポールですが、EPだけでなく、S-PASSについても変更がアナウンスされています。
1.最低給与
現状、金融セクター以外のセクターではS-PASS申請には最低SGD3,150の給与の設定が必要とされており、そこから年齢とともに段階的に高くなっていく(45歳、SGD4,650を最大とする)仕組みとなっていますが、2025年9月以降は、新規申請時、及び2026年9月以降のの最低給与がSGD3,300へと引き上げられます。金融セクターにおいては現状最低SGD3,650(45歳SGD5,650を最大とする)となっておりますが、これがこれがSGD3,800へと引き上げられます。
2.雇用税(Levy)
S-PASS保有者を雇用する企業が納める必要が雇用税(Levy)ですが2025年9月より、Tier1(全体の雇用人数の10%までがSpass保有者の場合)においての月額の雇用税がSGD550からSGD650へと引き上げられることが発表されています。
今回は以上となります。
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株式会社東京コンサルティングファーム シンガポール拠点 田中 勇
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