Probation期間のAnnual LeaveとSick Leaveについて

その他

 

 皆さん、こんにちは。シンガポール駐在員の岩城です。

 

 今回はシンガポールの使用期間中におけるAnnual LeaveとSick Leaveについて述べさせて頂きます。

 

  1. 弊社では、使用期間を3ヶ月設けております。使用期間終了後に正式に採用となりますが、使用期間中においてはAnnual LeaveとSick Leaveを付与する必要はあるのでしょうか。

 

  1. 付与する必要はございません。

シンガポールの雇用法において、Annual LeaveとSick Leaveについては、3ヶ月以上就業した者に対して付与する必要があると明記されております。そのため、3ヶ月の就業を満たしていない使用期間中の社員については、これらを付与する必要はありません。

 

ただし多くの会社において、場合によっては使用期間を延長するという旨を就業規則もしくはLetter of Appointmentにおいて定めているかと存じます。仮に、使用期間3ヶ月を修了した後、使用期間を延長する場合には、Annual LeaveとSick Leaveを付与する必要が出てまいります。

 

つまり、シンガポールの雇用法においては、使用期間中であるかないかを問わず、会社における就業期間に基づいて、Annual LeaveとSick Leaveが計算されることとなります。

 

 

ご質問等ございましたら、お気軽に下記連絡先までご連絡ください。

 

【問い合わせ先】

Tokyo Consulting Firm Co. Pte. Ltd.,

岩城 徳朗(iwaki noriaki)

iwaki.noriaki@tokyoconsultinggroup.com

+65-8363-9858

 

 

関連記事

運営会社HPはこちら

2019-10-23

東京コンサルティンググループ

カテゴリー

ページ上部へ戻る

※一部有料コンテンツもございます。