シンガポールからの海外送金の際の注意点

法務

皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループ シンガポール拠点の田中 勇です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

さて、今回は「シンガポールからの海外送金の際の注意点」についてお話していこうと思います。

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シンガポールからの海外送金の際の注意点

シンガポール国内から海外への資金移動は、送金が合法的なビジネス目的に基づいている限り比較的スムーズに行うことができます。但し、金融のハブとしての地位の維持のため高いコンプライアンスを維持する必要があり、マネーロンダリングおよびテロ資金供与対策の規制は非常に厳しくなっています。実際のそのような意図がないとしても、少しでもマネロンと疑いかねない送金は控えた方がいいでしょう。特にパナマ文書が発表されて以降、シンガポールも国際的な規制強化の流れに影響を受け、コンプライアンスは厳しくなってきています。
また、それ以外にも制裁国や、警戒国(それぞれの銀行に確認)の口座への送金も注意が必要です。それぞれの銀行のポリシーを確認し、送金を行ってもよいものか把握したうえで、手配をするようにしましょう。地場の銀行の中では特にDBSはポリシーが厳しく、少しでも疑わしい送金などが見られれば、問答無用で口座を強制閉鎖するようなケースも耳にします。
なぜそこまで厳しいかというと、DBSの口座保持者がマネロンを起こすと、DBSが国から罰せられてしまうからです。実際に送金者にその意図があるかどうかにかかわらず、疑われてしまえばそこまでです。少しでも怪しまれる可能性がある海外送金は控えるようにしましょう。

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