ビザのダウングレード手続きについて

法務

皆さん、こんにちは。

 

株式会社東京コンサルティングファーム・フィリピン支店の伊藤です。

 

今週は、前回お伝えいたしました通り、ビザのダウングレードについて

ご説明させていただきます。

 

ダウングレードの手続きは、前回のブログでも言ったように、駐在員が任期を終えて帰任される際にしなくてはならない手続きとなります。

 

以下が手続きの概要となります。

 

①  AEP(労働許可書)のキャンセル(1日)

②  ACR-I Cardのキャンセル(約1週間)

③  ダウングレードの手続き(約3週間)

④  ECC(Emmigration Clearance CertificateまたはExit Clearance)の取得(約2週間)

 

③のダウングレードの手続きを開始後にはフィリピン国外に出国はできませんのでご留意ください。ちなみにダウングレードすると、現在所有しているビザが観光ビザ取得者となります。

 

また、④のECCを取得後、原本に記載してある期日までにフィリピンに出国する必要がございます。基本的には28日以内の出国が必要となります。

 

帰任時にビザのダウングレードを行う事がビザの申請用紙に記載されておりますので、この条項を違反した者は、移民局のブラックリストに載せられてしまう可能性があります。ブラックリスト入りをしてしまうと、今後のフィリピン渡航におきまして、支障をきたす恐れがございますのでこの点は要注意事項となります。

 

以上となります。

 

今週も、どうぞよろしくお願い致します。

 

弊社では、フィリピン進出から進出後の会計、税務、人事および労務まで

すべて対応しております。

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東京コンサルティングファーム

フィリピン国 マニラ駐在員

伊藤 澄高

 

 

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